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お金についてのコラム

スプレッド・レバレッジとは?

FXにはスプレッド・レバレッジ・ロスカットなど独自の仕組みが多くあります。 それぞれの意味と、実際にいくらからFXを始めることができるのかを解説します。

スプレッドは取引コスト

FXでは取引する際、売値と買値の2つの価格が同時に表示されます。 その際売値をBid、買値をAsk、売値と買値の差をスプレッドと呼びます。 スプレッドは証券会社に支払うため、実質の取引コストとなります。 たとえば1ドル=109.515円のときにドルを買い、値動きしないうちに売ったとします。 通常であれば同じ値段で売ったので利益・損失ともに0のはずです。 しかし、このスプレッドがあるために売るときは1ドル=109.519円となり0.004円の損失となります。 スプレッドはごく小さい値ですが、取引する通貨量が多ければ多いほど取引コストも大きくなります。 そのためできるだけスプレッドが小さい証券会社を選ぶことがおすすめです。

少額資金で取引ができるレバレッジ

レバレッジとは預けた証拠金の何倍もの金額の取引ができる仕組みで、最大25倍までかけることができます。 例えば1米ドル=100円のとき、1万通貨の購入には100万円が必要です。 しかしレバレッジを25倍にすると100万円÷25=4万円で、4万円の証拠金で取引が可能になります。 レバレッジは少額のお金で大きな金額の取引ができることがメリットです。 しかし損失をだしたときの支払う金額が大きくなる可能性があります。 レバレッジは高くても5倍程度に抑え、証拠金に余裕をもった取引を行いましょう。 またFXで大きな損失を防ぐために下記のロスカットという仕組みがあります。

資金を守るロスカット

ロスカットとは損失が一定の水準に達した時に、強制的に通貨が決済される仕組みです。 ロスカットには証拠金維持率が関わります。 証拠金維持率とはロスカットまでどのくらい持ちこたえられるのかを数値化したもので、数値が高ければ高いほど安全です。