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お金についてのコラム

FX少額取引の始め方

そもそも、FXの1,000通貨はどういう意味でしょうか? FXで「~通貨」というのは、取引する単位のことです。 米ドル円で1,000通貨を取引するという場合、1,000米ドルを売ったり買ったりすることを指します。 取引単位は「Lot」という単位で表示されており、この単位が小さいほど少額から取引が可能です。 Lotが1万通貨単位の証券会社もありますが、最近では多くのFX会社が1,000通貨単位での取引に対応しています。

1000通貨は何ロット(lot)にあたるか?

1,000通貨で取引できるFX会社でも、1,000通貨が何Lotにあたるかは異なります。 一般的には1Lot=1万通貨で、1,000通貨は0.1Lotです。 ただ、ヒロセ通商では1,000通貨が1Lot、10,000通貨が10Lotとされています。 FX会社によってLotの定義が全く異なるので、事前に取引ルールは確認するようにしましょう。

FXの少額取引っていくら必要?

本記事では1,000通貨以下で取引できる会社を少額取引が可能なFX会社として紹介しています。 1万通貨を揃えるには米ドル/円なら100万円以上のお金が必要になりますが、1000通貨であれば10万円と少しのお金があればFXにチャレンジできます。 10万円であればチャレンジしやすいと感じる初心者の方も多いのではないでしょうか? 初めてFXにチャレンジする場合、1000通貨が最小取引単位になっているFX会社を選ぶことがポイントになります。

具体的に1,000通貨はいくら?

1000通貨の場合、米ドル/円なら10万円を超える程度の金額で投資が可能であることが分かりました。 それでは、ほかの通貨ではどうでしょうか。 2022年5月10日現在のレートから、必要になるお金を計算してみました。

・豪ドル/円(90円)=9万円
・ユーロ/円(137円)=13万7千円
・トルコリラ/円(8.5円)=8千500円

米ドル/円と同じく、豪ドル/円やユーロ/円も1000 通貨であれば比較的チャレンジしやすいといえます。 1万通貨の場合、たとえば豪ドル/円であれば90万円が必要です。 必要資金が一気に増えて初心者がチャレンジしにくくなってしまいます。

1,000通貨単位なら1万通貨単位よりも柔軟な取引が可能

具体的に1,000通貨でどれくらい少額での取引ができるかは、取引する通貨によっても異なります。 米ドル円で考えてみましょう。 2022年7月16日時点の米ドル円は1米ドル約138.5円です。分かりやすくするために1ドル100円で考えてみます。 証拠金が10万円あれば、1,000通貨ならレバレッジなしでも取引可能です。 1万通貨の場合はトレード可能ですが、レバレッジを10倍に設定しないと取引ができません。 証拠金が1万円しかない場合、1万通貨単位では取引できません。 レバレッジを最大の25倍に設定しても、4万円の証拠金が必要になるためです。 1,000通貨であれば、レバレッジ10倍までかければ取引できます。 このように、1,000通貨単位であれば、何十万円もお金が無くても取引が可能で、レバレッジを無理に高くする必要もありません。